SVNをGitに移行したい(その1)

2025 年 3 月 19 日 by sugakir

概要

今回はSVNをGitに移行するというテーマで検証に取り組みました。
その1では、検証に必要な情報を定義し、調査した内容を共有します。

SVNとGitの違い

SVNもGitもソース管理のシステムとして有名ですが、大きな違いがあります。
それは、

リポジトリの数

です。SVNは、リポジトリが1つしかないのに対して、
Gitでは、リモートリポジトリをもとに、クローンした分だけローカル
リポジトリが作成されます。

本題

今回は、SVNサーバーの期限切れ等、Gitに移行したい!となった際の
注意点や手順を明確化させるため、テスト用のリポジトリを用意し、
移行してみたいと思います。

移行する情報

・リビジョン
 SVNのリビジョンが過不足なくGitに引き継がれていること。
・コメント(ログ)
 SVNのコメントや操作ログが過不足なくGitに引き継がれていること。
・ブランチ
 SVNで作成した既存のブランチをGitに移行できるか検証。

用意するもの

・SVNリポジトリ
 テスト用のリポジトリを作成し、いくつかCommitログを残しておく。

・Gitアカウント
 移行先のGitのアカウント

想定手順

①GitLabで新しいリポジトリを作成する。
 →空のリポジトリ(READMEなし) を選択。
 →リモートリポジトリの URLをメモ。

②既存のSVNのプロジェクトに対して、Gitを初期化する。

cd {project folder}
git init

③全ての資源をCommitする。

git add .
git commit -m "Initial commit"

④リモートリポジトリをoriginとして追加する。(git remote -v で確認出来る)

git remote add origin https://github.com/username/repository.git

⑤リモートリポジトリにPushする。

git push -u origin main

その2では・・・

SVNのリポジトリを作成し、実際に上記手順でGitに移行してみようと思います。

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