資料作成のコツ

2023 年 1 月 10 日 by katok

タイトルの通り”ただ言われたとおり資料を作る”だけではなく

“よりよい資料を作成していきたい”方へ見て下さってありがとうございます。

本記事では色んな聞いたことがあるような知識の中から

自身の資料作成(特にPowerPoint)に取り入れて成果があったものだけをご紹介します。

資料のレイアウトは3色で構成する

3色の内訳は以下の通りです。

  • ベースカラー:文字の色
  • メインカラー:見出し・注目して欲しい文字
  • アクセントカラー:メインカラーよりも更に強調したい文字

以下は1例です。

どうでしょうか?パッと見たときに左側の方が統一感がある様に見えませんか?

このように資料内のレイアウトを3色で構成することで、読みやすさと同時に

要点の明確化を行うことができます。

十分な余白を取り、デザインに余裕を持たせる

「1ページでより多くの情報を伝えたい!」そう思うことがあると思います。

ただ、見た瞬間に「見づらいな…」と思われてしまってはマイナスからのスタートです。

以下の画像を比較してみて下さい。

同じ内容にも関わらず右側の見た瞬間に感じる読み辛さは中々ですね…

可能なら1ページで伝える内容は1つにして

“マイナスからスタートしない資料”を目指しましょう。

Zの法則・Fの法則を意識してデザインする

「そのページの大事な内容が相手に伝わっていない」と感じる場合はありますか?

その場合はこの法則を使って最も伝えたい項目を”左上”に配置してみましょう。

以下の画像のテキストを読んでみて下さい。

テキストにもある通り、自然と左上から読まれたのでは無いかと思います。

この様にZの法則・Fの法則は人の視線が流れる規則性を利用して

大事な内容はページの左上に配置するという考え方です。

その他:補足やお勧めフォント

・ メインカラーとアクセントカラーについて

  メインカラーの反対色をアクセントカラーにするとより効果的です。

  またメインカラーにはポートレートカラーを採用すると企業イメージやロゴを

  無意識下で見ている人に定着させられるという考え方もあります。

・イメージカラーを保って重要度を伝える

  上記で反対色にすると効果的であるとお伝えしましたが、

  「資料全体のイメージカラーを統一したい」と感じる場合は

  ”反対色では無く 同色のまま透明度を調整する”などで見る人に

  重要箇所を強調する方法があります。

  こうすることで資料全体の統一感を保ったままでも、

  重要箇所を強調することが可能です。

・資料の用途や好みによるお勧めフォント

  ここでお勧めするのは3つです。

  1. メイリオ:バランスが良く使い易い、画面投影が主目的の場合に効果的
  2. Meiryo UI:メイリオと比べてやや細い文字となる、漢字もスマートに
  3. 游ゴシック:細くて丸い、印刷配布が主目的の場合に効果的

いかがだったでしょうか。

資料作成には他にも非常に多くの考え方やスキルがありますが

最も大事なのは「誰に」「何を」「何故」伝えたいのかです。

是非この考え方を忘れずに日々の資料作成を行いたいですね。

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