RoRライクのJavaフレームワーク「Play Framework」
2012 年 1 月 24 日 by nakas普段はJavaをメインに使っていながら、最近はHTML5/JS/Android/iOSなどクライアントサイドの技術が賑わっていることもあって、サーバーサイドの技術、特にWebフレームワークには目を向けていなかったんですが、Java/Scalaエンジニア界隈では、 “Play Framework” が最近注目されているらしいです。
http://www.playframework.org/
JavaによるWebアプリケーション開発を容易にすることを目的とした、
Ruby on RailsライクのOSSフレームワークです。
概要や特徴などは公式サイトで分かりやすく説明されているので、そちらを参照してください。今回紹介する環境構築手順や開発フローが見られる10分程度のムービーもあります。
公式ではありませんが、翻訳サイトもあります。
http://playdocja.appspot.com/
早速、ローカル環境(WindowsXP)に開発環境を構築してみます。
なお、Java5以降がインストールされている前提です。
1.最新バージョン(v1.2.4)をダウンロードします。
http://www.playframework.org/download
ファイル:play-1.2.4.zip
2.ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに展開します。
今回は以下のディレクトリに展開
D:\work\play-1.2.4
3.コマンドプロンプトを起動して、新規アプリケーション作成用のコマンドを実行します。
# cd D:\work\play-1.2.4
# play new myapp
途中でアプリケーション名を聞かれるので適当に入力します。
4.アプリケーションの起動コマンドを実行します。
# play run myapp
5.ブラウザを開いて、URLを入力します。
http://localhost:9000/
基本的な環境構築は以上です。
Tomcatなどのアプリケーションサーバ上で動作させることもできますが、スタンドアロンで動作するので、すぐにアプリケーションの開発に取り掛かれます。
テキストエディタをはじめ、Eclipseなどお好みのIDEで開発できるのもGoodです。
環境構築だけでなく、アプリケーションの開発においても、効率的に開発できる機能がたくさん含まれているので、順次試していきたいと思います。