herokuを試した記録
2013 年 8 月 26 日 by 山平Webサービスを作りたくなったとき、プロトタイプはsinatraでサクッと試したいのですが、いくつか問題があります。
- sinatraはRackで動く
- Apacheでsinatraを動かそうと思うとCGIとして動作してしまう
→Passenger(mod_rack)というものがあるらしい(未調査) - CGIのsinatraは遅い
sinatraがサクサク動いて規模の小さいうちは無料で使える環境を探したところ、herokuでもいけるとのこと。
herokuはRubyOnRailsを使うためのサービスだと思っていたら最近は色々使えるようなので試してみることにします。
登録
herokuにアクセスして「sign up for free」からメールアドレスを入力します。
入力したメールアドレスにアクティベーションURLが飛んでくるのでクリックした先でパスワードを登録して完了。
herokuコマンドのインストール
「まずはHeroku Toolbeltを入れなさい」的なメッセージがど真ん中に表示されるので、OSを選んでインストール。
Ubuntuなのでコンソールから
wget -qO- https://toolbelt.heroku.com/install-ubuntu.sh | sh
と入力すると、色々入って完了。
クイックスタート
ターミナルを開いてダッシュボードの真ん中に表示されているコマンドを順に入力します。
You don’t have any apps; deploy a sample application.
$ git clone git://github.com/heroku/ruby-sample.git
$ cd ruby-sample
$ heroku create
$ git push heroku master
$ heroku open
最後の一行「heroku open」を打ったらFirefoxが立ち上がって「Hello, world」と表示されました。
なんともうアプリケーションが公開されてしまいました。
何が起こったのか?
クイックスタートがクイックすぎて正直よく分からなかったので、順を追って理解を試みます。
$ git clone git://github.com/heroku/ruby-sample.git
サンプルアプリをリポジトリから取得
$ cd ruby-sample
サンプルアプリのディレクトリに移動
$ heroku create
herokuコマンドで自分のheroku上にアプリ領域を作った?
※追って調査します。
$ git push heroku master
herokuはアプリがリポジトリで管理されているとのこと。
- インストール済みアプリケーションのソースコード取得 | Heroku アプリケーションの管理 – 君の瞳はまるでルビー – Ruby 関連まとめサイト
Heroku にインストールしたアプリケーションは Heroku 上の Git で管理されており git clone コマンドによって取得できます。
$ heroku open
herokuコマンドでアプリを開く?
※追って調査します。
ローカルファイル
サンプルアプリケーションのローカルコピーは以下の4ファイルです。
- Gemfile
- Gemfile.lock
- Procfile
- web.rb
中身を見れば何となくやっていることは読み取れますし、聞いたことのあるキーワードもちらほらあります。
でも触ったことのないモノばかりで時代に取り残されている感じがします。
聞いたことあるけどよく分かっていないキーワード(heroku以外で)
- git
- Gemfile
- bundle
ネットで調べたら以下の情報がわかりやすかったので、今後使いながら覚えていこうと思います。
とりあえずあっという間に、そして何となくできてしまいましたが、(主に不勉強についての)課題も見つかりました。
herokuコマンドについては追って調査します。
わかりやすい情報
以下の記事がサービスを作りながら解説してくれていてとてもわかりやすかったです。