LinuxOSのプロキシ設定の方法(プロファイル設定)
2021 年 5 月 17 日 by fukuこんにちは。fukuです。
企業が運用するサーバでは、インターネットへの接続時はプロキシ経由でなければ通信できないことがあります。
プロキシを利用することでネットワークリソースの解消や運用の一元管理が行えるため、メリットは多数あります。
今回は、CentOSでプロキシサーバを利用するための設定手順(プロファイル設定)をご紹介いたします。
# vi /etc/profile.d/proxy.sh
まず、プロファイルを作成します。
# vi /etc/profile.d/proxy.sh
以下の内容を追記して保存します
MY_PROXY_URL="http://[ProxyサーバのIPアドレス]:[ポート番号]" HTTP_PROXY=$MY_PROXY_URL HTTPS_PROXY=$MY_PROXY_URL http_proxy=$MY_PROXY_URL https_proxy=$MY_PROXY_URL export HTTP_PROXY HTTPS_PROXY http_proxy https_proxy
上記では、参照するプロキシサーバのIPアドレスとポート番号を記載します。
もし、プロキシサーバで認証がある場合は以下のように記載します。
MY_PROXY_URL="http://[user:passwd]@[ProxyサーバのIPアドレス]:[ポート番号]"
除外設定がある場合は、以下の記述も追記します。
※例文なのでIPアドレスやホスト名は環境ごとで変えること
no_proxy1=$(echo 10.10.10.{1..254}) no_proxy2=$(echo 10.20.20.5 10.20.21.5 10.20.22.5) export no_proxy=127.0.0.1,localhost,${no_proxy1// /,},${no_proxy2// /,},www.hogehoge.center.net,localhost.localdomain export NO_PROXY="$no_proxy"
・IPアドレスをセグメントで指定する場合は、「$(echo 10.10.10.{1..254})」と記載します。
※指定範囲:10.10.10.1~10.10.10.254
・IPアドレスを複数指定する場合は、「$(echo 10.20.20.5 10.20.21.5 10.20.22.5)」と記載します。
設定が完了したらプロファイルを読み込みます。
# source /etc/profile.d/proxy.sh