Ubuntuの後でWindows7をインストールしてデュアルブートさせた記録
2014 年 4 月 8 日 by 山平WindowsとMacにしか対応していないアプリケーションを試してみたくなったのですが、我が家のPCはUbuntuです。
そこで、Ubuntuのパーティションを縮小してWindows7をインストール、デュアルブート環境を作成することにしました。
情報はすぐに見つかりました。
◆インストール手順
①Ubuntu LiveCDで「Ubuntuを試す」で起動
②LiveCD上でパーティション分け
③作成したパーティションにWindowsをインストール
④インストール後、ブート画面の再設定のためにLiveCDを使って最初からあるUbuntuを起動
⑤Grubを更新して再インストール
⑥完了となります。②、④、⑤がポイントです。
簡単そうなので、バックアップを取って早速作業を開始。
①→成功
②→成功
③→失敗
③は難しくないような書き方なのに…。
インストールする際に先程作成したパーティションを指定してインストールします。特に問題なくできると思います。
このディスクにWindowsをインストールすることはできません。
選択されたディスクには、MBRパーティションテーブルがあります。
EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。
検索すると、以下のようなサイトを発見。
なんか違う気がすると思いつつ、探せど探せど同じような対処方法しかないので、思い切って実行!バックアップあるし!
再度インストーラを起動すると、パーティションが認識されていません…orz
ディスクを消去したわけではなく、管理情報をクリアしただけなので、対処方法はあるはず!
I made the same mistake once building a bootable USB drive. TestDisk was able to recover it almost instantly. All you’ve done is erase the entry for the partition table, which means it’s a quick recovery.
英語ですが、TestDiskと言うツールが紹介されていて、これで対処できそうです。
手順メモを保存していたのに、LiveCD起動だったので消えてしまいました…orz
シンプルなツールなので、メッセージをしっかり読みつつ作業すれば難しいものではありません。
UbuntuLiveCDから起動して、TestDiskをダウンロード、実行します。
シリンダ情報?が残っている事を確認して、復旧します。
さて、パーティションが認識されても、MBRは消えたままの状態なので、これも復旧します。
$ sudo update-grub
$ grub-install
install_device not specified.
ムムム、怒られる。
install_deviceを指定しないとダメみたい。
以下のサイトを見ながら、Ubuntuがインストールされているパーティションを指定して実行。
今度は成功。
これで元のUbuntuがHDDから起動されるように。
再度、Windows7のインストールディスクで起動すると、NTFSパーティションにインストールできるようになっていました。
なんでだろう。。。MBRにパーティションまで指定したことで、(Windows7インストーラから見て)NTFSパーティションにが開放されたのでしょうか?
Windows7をインストールするとWindowsがMBRを書き込むので、電源ONでWindowsが起動する状態になります。
これでやっと最初のサイトの手順③が成功したことになります。
気を取り直して作業を続行!
④→成功
⑤→成功
なんとか、UbuntuとWindowsのデュアルブートができるようになりました。