WordPressのちょっと便利なカスタマイズ(2)
2010 年 9 月 28 日 by fujii今回ご紹介する小技は「HTMLのheadタグ内から余分なタグを削除」する方法です。
WordPressでサイトを構築するとデフォルトで出力されるHTMLのheadタグ内には様々なタグが出力されます。
※以下、HTMLのheadタグの一部です。
<link rel="stylesheet" href="https://freestyle.nvo.jp/wp-content/themes/nv_custom/style.css" type="text/css" media="screen" /> <link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="FreeStyleVision RSS フィード" href="https://freestyle.nvo.jp/feed" /> <link rel="pingback" href="https://freestyle.nvo.jp/xmlrpc.php" /> <link rel="EditURI" type="application/rsd+xml" title="RSD" href="https://freestyle.nvo.jp/xmlrpc.php?rsd" /> <link rel="wlwmanifest" type="application/wlwmanifest+xml" href="https://freestyle.nvo.jp/wp-includes/wlwmanifest.xml" /> <meta name="generator" content="WordPress 2.9.2" />
例えば、HTMLコードを閲覧した場合、「<meta name=”generator” content=”WordPress 2.9.2″ />」などは、WordPressを用いてサイト構築しているのがバレバレになってしまいます。
そこで、テーマディレクトリ内の「function.php」に以下の1行を追加することで、出力を制御することができます。
<?php remove_action('wp_head', 'wp_generator'); ?>
「function.php」に上記コードを追加後、ページをリロードしてみて下さい。すると先程まで出力されていた「<meta name=”generator” content=”WordPress 2.9.2″ />」がHTMLコード上消えているかと思います。
これは、wp-includes/default-filters.php内にて以下の様にadd-actionしている為です。
※以下「wp-includes/default-filters.php」の一部です。
add_action('wp_head', 'noindex', 1); add_action('wp_head', 'wp_print_styles', 8); add_action('wp_head', 'wp_print_head_scripts', 9); add_action('wp_head', 'wp_generator');
上記同様、不要なものは「function.php」内にて「remove_action」することで、HTMLコード上から消すことができます。
注:プラグインなどによっては、「wp_print_head_scripts」等がないと動作しない事がありますので、 「remove_action」する際は自己責任にてお願いします(^^;
以上、「WordPressのちょっと便利なカスタマイズ(2)」でした。
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